2012/12/27
2012-12-27
昨日は、施主様と以前施工させていただいたお客様の家に行ってきました。
平面的な計画ではイメージが作りづらくなってしまいますので、施工した家等を見に行きイメージ作りの参考にします。説明だけで伝わればいいのですが、なかなかそうもいきません。それと、実際に住んでみての感想等も聞けますので重要な事だと思います。モデルハウス等でもイメージは作れますが、やはり実際に住んでいる人の意見の方が参考になると思います。朝昼晩に春夏秋冬と時間や季節により、同じ住宅でもイメージや内容が変わってきます。
自分が使っているCADは、かなり高性能(比べたことはありませんが)で3Dで図面が書けます。ですが残念な事に、機能を100%使いこなせておらず外観のイメージしか作れていません。内観のイメージも作れるようになれば、お施主様との打合せ等もスムーズに進むようになると思っています。もう少し落ち着いてきたらメーカーさんに勉強会を開いてもらう予定です。
しかし、イメージはあくまでもイメージで現実とは違いますので打合せや説明などを重ね、より現実に近いイメージを作ってもらう事が大事だと思います。以前、木工事の下請けをした現場でありましたが、設計では引き戸になっていたので設計通りに施工→施主が見てドアに変更して欲しいと言われ、枠など造作材を解体し枠を直しドアに施工→施主が見て、やっぱり引き戸が使いやすいと言われ枠を解体し枠を直し引き戸に・・・。施主が帰るときに「素人は現物を見ないと分からない」と言われました。変更の手間や材料の無駄がありましたが、その一言でなんとか無理矢理に納得するようにしました。